HelloWorld、事業拡大に向け台湾支店を設立

繁体字名は「世界哈囉股份有限公司」、海外進出を本格始動

国際交流を起点に多様性あふれる社会の実現を目指す当社は、本格的な海外進出の第一歩として、2024年9月6日に、台湾支店を設立したことをお知らせいたします。

世界の教室をつなぐ英語学習・国際交流プラットフォームWorldClassroomでは、通常の英語の授業の中で日本と世界の同世代をつなぐオンライン国際交流授業を運営しています。台湾の学校は、2022年8月からWorldClassroomのパートナー校として親交を深め、2024年9月現在、140校の中学校・高校がパートナーとして日々日本の学校と国際交流を推進しています。

この実績が高く評価され、当社は8月に開催された台北市政府産業発展局が主催する、国際スタートアップコンテスト「AI+Taipei Startup Pitch Contest」において、WorldClassroomを通したオンライン国際交流の実績とその学習効果が高く評価され、入賞を受賞しています。また、2024年9月17日から19日に東京・丸の内で開催される「日本・台湾イノベーションサミット2024」にも出場しました。

当社は今年度より、文部科学省主催、世界から高い関心を集めている日本の教育を官民協働のオールジャパンで海外展開を推進していく事業「EDU-Portニッポン」に採択されています。この事業を通して、2026年までの約3年間で、オンライン国際交流教育プラットフォーム「WorldClassroom」を、台湾をはじめとするアジア諸国等の教育現場に普及し、日本のアジア諸国との相互理解促進に向けた中高生オンライン国際交流推進事業を推進して参ります。

台湾の英語教育について

台湾内では、2020年に発表された「2030年バイリンガル国家政策」に基づき英語教育に力を入れており、ポリシーの一環に海外校とのコミュニケーションが入っているほど、オンライン国際交流のニーズはとても大きくなっています。

また台湾では、台湾から日本へのキャリア教育・修学旅行の需要も増えています。これまでパートナーとして多くの学校とコミュニケーションをとる中でも、一緒に英語を勉強することや、オフラインで実際に会うニーズもありました。

2024年6月には、これまでWorldClassroomを通して多くの国際交流を実施してきた台湾の高校生が、旅行で沖縄県の開邦中学校・高校を訪れ、実際にリアルで交流する体験も実現しています。

当社は今後も、「まちなか留学」や「WorldClassroom」を台湾の子どもたちにも提供し、海外進出を加速させるとともに、グローバルで「世界中に1ヵ国ずつ友達がいることをが当たり前の」多様性に触れる機会を提供してまいります。