名門・國學院久我山高校サッカー部が沖縄合宿でまちなか留学を実施

当社は、「文武両道」を掲げ、学業とサッカーの両立を目指す名門校である國學院大學久我山高等学校サッカー部(東京都)の沖縄合宿にて、2025年8月4日(月)〜6日(水)の日程で「まちなか留学」を提供することをお知らせします。

「まちなか留学」は日本に暮らす外国人宅でのホームステイを通じて異文化に触れる国際交流プログラムです。本取り組みは、沖縄県内のU-18世代のサッカーコミュニティの促進や若い才能を育むことを目的としたBENIIMO CUPに参加する同校サッカー部の合宿に併せて行います。部活動の合宿を競技力強化にとどめず、生徒の視野を広げ心身の成長に繋げる機会とする新たなスポーツ合宿の形して、この度の実現に至りました。

まちなか留学を含む合宿の概要

・日程:8月4日(月)~8月6日(水)の2泊3日 ※合宿の全日程は8月4日(月)~8月8日(金)
 ・4日:フレンドリーマッチ終了後にWelcomeセレモニーを実施し、ホームステイを開始
 ・5日:ホストファミリー宅から試合会場に集合、試合終了後は各ホストファミリーのもとへ帰宅
 ・6日:ホストファミリー宅から試合会場に集合し、Farewellセレモニーを実施
・ホームステイでの体験内容:滞在日程中の英会話での交流、料理を含む異文化体験
・参加者:合宿参加選手(一軍メンバー)30名のうち、「まちなか留学」を希望した生徒20名
・取材可能場所:読谷村総合福祉センターでのWelcomeセレモニー、ホスト宅でのホームステイ

本プログラム実施の背景

生成AIをはじめとしたテクノロジーの台頭やパンデミックなど社会のめまぐるしい変化を受け、学校教育の現場でも新たな教育の形が生まれています。特に、激しい変化に柔軟に対応する力として、従来重視されてきた認知能力(記憶力、思考力、計算力、言語力、IQなど数値化可能な能力)に加え、意欲・自信・忍耐・協調・共感・好奇心などを含む「非認知能力」を重視する流れが顕著です。

これまで非認知能力の向上に寄与していた取り組みの一つが部活動ですが、部活動の一環で行われる合宿のプログラムは一般的に「数日間、部のメンバーで寝食を共にし、まとまった練習時間を確保する」といったものでした。こうしたプログラムは、競技そのものの力を伸ばすことには有効です。他方、スポーツだけでなく生徒の学力や精神性といった面での教育にも注力する國學院久我山高校には、自宅を離れて過ごす合宿日程を、さらに有意義なものとし、競技力にとどまらない成長機会につなげたいという考えがありました。

こうした考えを受け、当社は、毎年同校サッカー部の沖縄合宿を企画しこれまでにない新たな形のスポーツ合宿を提供しているT&Tアーバンソリューションズ株式会社(本社:沖縄県那覇市、代表取締役 高津友彦)と連携し、合宿日程の一部で「まちなか留学」を提供することになりました。合宿日程を、サッカーのみならず生徒が異文化・多様性に触れる機会とすることを目指します。